ペイペイが４０％還元　２月１日から１カ月間

　ソフトバンクとヤフーが出資するスマートフォン決済サービスのペイペイ（東京）は１７日、飲食店などでペイペイによる支払額の４０％を還元するキャンペーンを２月１日から始めると発表した。２９日までの期間限定。約２３００万人いる利用者を一層増やす狙い。　牛丼チェーンの吉野家や松屋など全国６５００店以上の飲食店のほか、日本コカ・コーラの自動販売機が対象。ペイペイ残高による支払額の４０％が、３０日後にボーナスとして付与される。還元額の上限は１回当たり５００円。期間中、１人当たりの還元額上限は１５００円とする。　東京都内で記者会見した中山一郎社長は「キャッシュレスを身近に感じてほしい」と述べた。　中山社長はペイペイのアプリを通じた個人ローン申し込みなどの金融サービスを、２０２０年中に始めることも明らかにした。サービス内容の詳細は今後発表する。