三谷幸喜氏“脱3密”舞台開幕 大泉洋らのけんかシーンは枕投げで表現

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三谷幸喜氏“脱3密”舞台開幕 大泉洋らのけんかシーンは枕投げで表現
ソーシャルディスタンスを守り、けんかのシーンで枕投げを演じた大泉(右)と竜星(中央)。藤井隆も奥の方に…=東京・渋谷(撮影・蔵賢斗)【拡大】

 人気脚本家、三谷幸喜氏(58)が脚本・演出を手掛ける舞台「大地」(8月8日まで)が1日、東京・渋谷のPARCO劇場で開幕した。 新型コロナウイルス感染拡大防止を受け、当初予定されていた6月20日の初日が延期に。ようやく幕が開き、同劇場が主要劇場で先陣を切った。 独裁者が娯楽を禁止した東ヨーロッパの架空の国を舞台に、地方の農場に強制的に集められた俳優たちを描く群像劇。大泉洋(47)らが開演前に稽古を公開した。 報道陣にあいさつした三谷氏は「必ずまた芝居ができるいつもの状況に戻りたい」と宣言。続けて「舞台俳優たちは(コロナで)演劇に携わることができなくて、演劇関係者も苦労している。物語はそれと同じような設定。何という先見の明。われながら驚いています」と自画自賛した。 演出もソーシャルディスタンスを意識し、大泉と竜星涼(27)のけんかシーンを枕投げで表現。上演後、拍手が鳴りやまぬ会場に三谷氏は「Wのカーテンコールはありません!! 皆さん、速やかにお帰りください。これ以上、拍手をしても無駄です」とユーモラスにアナウンス。観客を最後まで楽しませた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 三谷幸喜氏“脱3密”舞台開幕 大泉洋らのけんかシーンは枕投げで表現