俳優、豊川悦司(58)が11日、東京都内で行われた出演映画「ミッドウェイ」(ローランド・エメリッヒ監督)の公開記念初日イベントに俳優、國村隼(64)とともに登壇した。
第2次世界大戦のターニングポイントとなったミッドウェイ海戦を描いた作品。日本の連合艦隊司令長官・山本五十六を演じた豊川は、「日本人が知っている歴史上の素晴らしい人物。最初にお話をいただいたときはびっくりした」とハリウッド映画に抜擢(ばってき)されたときの心境を明かした。
豊川は山本役、俳優、浅野忠信(46)が山口多聞役だったのに対し、國村は南雲忠一を演じ「(二人の役が)うらやましい。南雲さん、『お前があかんやろ』といわれている人なので」と本音を吐露した。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
「運命を変えた3日間」の物語。「運命を変えたできごと」を聞かれると、豊川は「役者を始めるきっかけになった大学の演劇部に誘ってもらったこと。きれいなお姉さんについて部室に行ったらそのまま練習に参加し、そこからそのお姉さん目当てに毎日部室に通い、芝居が好きになった」と回答した。
國村は「映画と出合ったのがターニングポイント。僕は舞台からスタート。初めて映画に触れ、『このメディアで何ができるんだろ』という興味が自分の中で強くなった」と語り、リモートで参加した浅野は、「中学生のとき俳優になった。子供だったので想像できていないところがあったが、想像をはるかに上回る人生になった」と明かした。