同地区は住民の高齢化が進んでおり、長期入院のニーズに応えられるよう療養病床を新たに設けた。結核の罹患率が全国平均の20倍以上と高いため、結核の検査・治療設備も充実させた。
同地区では複雑な事情を抱える住民が多く、他の地域の病院では受け入れを断られたり、本人が疎外感を感じてしまったりするため、「きちんとした受け皿を用意すべきだ」との声が市民団体などから出ていた。
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新病院の開業により、50年の歴史を持つあいりん総合センターは完全に役目を終える。大阪府はセンターの敷地で野宿するホームレスの立ち退きを求めて仮処分を申請しており、大阪地裁が今月中にも強制排除の決定を出す可能性がある。