具体的な延長期間や、対応方針の固まっていない東京都の扱いが焦点となる。東京都でも12日に新たに報告された感染者が過去最多の621人となり、今月10日の602人を上回った。これまでの感染流行は急増する地域が限定的だったが、11月以降の「第3波」は都市部から各地に広がり、クラスター(感染者集団)も追えなくなっている。年末年始を控えてさらなる警戒が必要だ。
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政府は11月25日に「勝負の3週間」(西村康稔経済再生担当相)と位置付け感染抑制に取り組んできた。効果を見極めた上で、新型コロナウイルス感染症対策分科会の提言に沿い、北海道や大阪府、東京都など医療体制の逼迫が深刻な都道府県に積極的な対応を促す。