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大学入試センター試験の後継として16日から初めて実施される「大学入学共通テスト」まで、あと5日。入試改革の混乱とコロナ禍に翻弄され“悲劇の世代”と呼ばれる高校3年生が、それぞれの思いを胸に大一番に挑む。そこで、昨年1200枚の手作りマスクを地元に寄付して話題になった山梨県の進学校、県立日川高の3年生5人に取材協力を依頼。“緊急座談会”を開き、コロナ禍での入試、現在、未来への思いを聞いた。 (取材・構成、丸山汎)
コロナ禍の中で迎えた入試シーズン。
小宮山文登(あやと)さん(17) 「とにかくいまは絶対感染できない。皆ピリピリしています」
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初の大学入学共通テストは、二転三転した。
佐藤あゆみさん(18) 「英語の民間試験導入が見送られたり、振り回されちゃった」
渡辺和(のどか)さん(18) 「過去の問題が参考にならない教科もあるし…」
小宮山さん 「不安は大きいよね。コロナもあるし入試が変わるといわれたから、今年は僕らも含め推薦組も多かった」
佐藤さん 「入試以外にも、学園祭や部活の大会、コンクールの中止など、すごく悔しい思いをして、泣きました」
雨宮充輝(みつき)さん(18) 「でも、『コロナだからできること、高校生だからできること』を話し合ったね」
真島妃茉李(ひまり)さん(18) 「徐々に切り替えられたのは、コロナで身につけられた力だと思う」
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