ブルゾン、亡き金田氏を弔問「夏になったら一緒に出かけて、海鮮焼きそばをつくると…」

　お笑いタレント、ブルゾンちえみ（２９）が７日、親交が深かったプロ野球・国鉄（現ヤクルト）、巨人で活躍した通算４００勝投手の金田正一さん（享年８６）の訃報を受け、東京都内の自宅を弔問に訪れた。　約２時間、故人との最後の時間を過ごし「会えてうれしかった。安らかに、今にも動きそうなくらいの、いつもの金田さんのお顔でした。亡くなった気がしなかったので、これからもよろしくお願いしますと伝えました」と声をつまらせた。　ブレーク前から常に気にかけてもらい、ブレーク後も「目がいいから汚れるな。謙虚に頑張れ」とエールを送られた。「人づてに『ちえみの話ばかりしているよ』とか、『２４時間マラソンずっと見ていたよ』とか聞いて、私には直接優しい言葉は言ってくれないけど、直接じゃないところが本音なんだなと。うれしかった」と感謝した。　「家族というか、血のつながりはなくてもこんなに無償の愛で迎えてくれた。東京での家族です。５月に一緒に朝ご飯を食べたんですけど、まさかそれが最後になるとは思わなかった。『夏になったら一緒に出かけて、おれが海鮮焼きそばをつくってやるんだ』とずっと言っていました」と別れをしのんだ。