元宝塚星組男役HINA、紅ゆずるとの思い出とは?/芸能ショナイ業務話
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元宝塚星組男役HINA、紅ゆずるとの思い出とは?/芸能ショナイ業務話
スポーツミュージカル「energy 笑う筋肉」に出演する元宝塚歌劇団星組で音佳りまとして活動していたHINA【拡大】 宝塚歌劇団星組男役で音佳りまとして活動していた女優、HINA(19)がスポーツミュージカル「energy 笑う筋肉」(11月1~10日、クールジャパンパーク大阪 TTホール)に出演する。 2017年3月に宝塚歌劇団に入団し、今年5月に退団。「宝塚で初舞台を踏むこと、バウホールにも立てたし、新人公演で役がついた。自分なりの目標が達成できたので、もっといろんなことに挑戦したいと思った」と第2の人生に歩むことを決意。第一歩として「タネも仕掛けも筋肉だ」がキャッチフレーズの肉体を駆使したマッスルミュージカルに挑戦する。 まだ19歳…。次の夢は舞台女優のほかに、しんきゅう師にも興味があるという。退団後すぐに、しんきゅう師の専門学校のオープンキャンパスに行き、「ミュージカルも体を使うからそういう人に携わりたいんですけど、ありますか」とダメ元で聞くと、この専門学校が同公演のサポートをしており、存在を知った。 さらに新喜劇の大ファンであるHINAは吉本興業が主催と知り、興味津々。「最初はサポートとして見学をさせていただこうとしたんですけど、オーディションがまだ間に合ったので受けてみました」と出演に至る経緯を説明。オーディションを見事勝ち抜いた。 小学2年からミュージカルスクールに通い、中学校卒業時に宝塚音楽学校に一発合格。独自のおきてがあるとされる音楽学校だが、それを聞くと「いっぱいあるなぁ…」とポツリ。「腕時計は黒革のベルト、銀縁、数字が黒で秒針が黒」という決まりがあり、合格発表後に探し回ったという。傘の持つ手も「右」と決められているそうだ。 歌劇団に入団後は星組配属。トップスターの紅(くれない)ゆずる(13日に退団)は雲の上の存在だが、エピソードがある。2017年の紅の誕生日会。新入団生の自己紹介で、HINAが父がペルー人であることを伝えると紅から「じゃあスペイン語で『愛してる』って言って」と言われた。頭が真っ白になったHINAは「ムーチョ!(たくさん、いっぱい、すごく)」と答えてしまった。それまで愛称がなかったが、紅から「ムーチョっぽいから、ムーチョね」と言われ、新ニックネームが決まり、「宝塚おとめ」にも「ムーチョ」と記載している。 歌劇団に所属したのは2年強だが、「2年じゃないくらい、いっぱい詰まっていました。厳しかったことも意味があるし、宝塚がなかったら今の私はない。親みたい。(音楽学校時代含めて)15歳からお世話になっていたので青春です」とすがすがしく振り返った。 今後は舞台女優としても活動していくつもりだが、現在は事務所に所属していない。「中学校卒業して宝塚に入って、守られていたから、分からないんです。事務所も考えなきゃ」とまだまだ19歳。進路選びに悩むのも無理はなく、マッスルミュージカルの挑戦はいい経験になるのは間違いない。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 元宝塚星組男役HINA、紅ゆずるとの思い出とは?/芸能ショナイ業務話