「表現の不自由展」再開 少女像含む全作品元通りに
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「表現の不自由展」再開 少女像含む全作品元通りに
「あいちトリエンナーレ2019」で今日午後に展示再開される予定の「表現の不自由展・その後」の入場抽選券配布場所が掲示された愛知県美術館=名古屋市東区(鳥越瑞絵撮影)【拡大】 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で中止していた企画展「表現の不自由展・その後」は8日午後、再開した。元慰安婦を象徴する「平和の少女像」などへの抗議が殺到し、8月1日の開幕から3日間で中止に追い込まれた不自由展は、全作品が元通り展示された。公開は芸術祭最終日の今月14日までの7日間。 安全を確保するため、不自由展は抽選方式で入場を制限した。名古屋市東区の会場には午前から観覧を希望する人が詰め掛け、警備員も配置された。少女像や昭和天皇を扱った映像など、国内外の16組の作家による23作品で構成されており、中止決定後に設置された展示スペースの仕切りは撤去された。 中止に抗議するために芸術祭で出展をボイコットしたり変更したりした国内外の作家13組と1機関の作品は再開決定を受け、8日の開館から元の形に戻った。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 「表現の不自由展」再開 少女像含む全作品元通りに