関電、八木会長の辞任決定 金品受領問題で引責

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関電、八木会長の辞任決定 金品受領問題で引責
2日の記者会見で目を閉じる関西電力の八木誠会長=大阪市【拡大】  関西電力役員らの金品受領問題で、八木誠会長(69)が辞任の意向を固めたことが8日、分かった。関電は9日、臨時取締役会を開き、八木氏の辞任を決めた。会長職は当面、空席とするとみられる。岩根茂樹社長(66)は残留して事態収拾に当たるが、年内にまとまる予定の第三者委員会の調査結果が出た段階で退く方向で調整している。電力関係者が明らかにした。八木氏と岩根氏は9日午後、記者会見する。 八木氏は関西経済連合会の副会長も辞任する方向で、岩根氏も兼務する電気事業連合会の会長職を辞める。関電は臨時取締役会で森中郁雄副社長(62)の辞任も決めた。 八木、岩根両氏は当初、続投に意欲を示していたが世論や政府の厳しい声に方針を転換、トップの進退に発展した。高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役から役員らが約3億2000万円相当の金品を受領していた問題の責任を経営陣の刷新により明確にし、信頼回復を目指す。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 関電、八木会長の辞任決定 金品受領問題で引責