新ワクチンを開発したのはチュマコフ免疫生物学薬剤開発センターで、ムラシコ保健相によると、第2段階までの臨床試験で安全性と効果が確認されたという。残る第3段階の試験は3月中に約3000人を対象に実施するとしている。
3月中旬までに12万人分が用意され、当初は18歳から60歳までを対象に接種を開始し、結果を見ながら接種対象の拡大も検討する。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
ロシアは昨年8月に世界に先駆けて新型コロナウイルスのワクチン「スプートニクV」を承認、10月には2番目のワクチン「エピワクコロナ」も承認していた。
ミシュスチン首相によると、これまでにスプートニクVは1千万人分以上が、エピワクコロナは約8万人分が生産された。ロシア政府はスプートニクVの輸出に力を入れており、これまでに20カ国以上が同ワクチンを承認している。(共同)