助演女優賞の伊藤沙莉、行定勲監督に感謝「ぜひご一緒したかった」／ブルーリボン賞

　サンケイスポーツなど在京スポーツ７紙の映画記者が選ぶ「第６３回ブルーリボン賞」が２３日、決定。「劇場」「十二単衣を着た悪魔」「ホテルローヤル」で助演女優賞に輝いた伊藤沙莉（２６）は「自分を奮い立たせる要素になります」と喜びを表現した。
　９歳で子役としてデビューし、２０１７年のＮＨＫ連続テレビ小説「ひよっこ」の米店の娘役など幅広い演技で魅了。１９年に第４０回ヨコハマ映画祭で助演女優賞に輝いた演技派は、受賞を受け、「劇場」の行定勲監督（５２）に「小学生の頃はオーディションで落ちまくったので、ぜひご一緒したかったです」とユーモラスに感謝した。

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　兄はお笑いコンビ、オズワルドの伊藤俊介（３１）で「これが楽しいと直球で思う気持ちをお兄ちゃんのように持っていたい」としみじみ。
　今年を女優人生の第２章と位置付け、「未知のジャンルに挑戦したいけど、クラスのマドンナ役がきたら、嘘でしょ？って思うかも」と笑わせながら新境地を目指す。