イタリアのベルルスコーニ元首相(84)が北部ミラノの病院に22日朝から入院していたことが24日、分かった。弁護士は「健康上の問題で数日間入院する必要がある」と説明している。ANSA通信が報じた。詳しい容体は分かっていないが深刻ではないとみられる。
ベルルスコーニ氏は未成年者買春に関する過去の裁判で関係者を買収し偽証させたとして起訴されており、24日はミラノの裁判所で公判が開かれたが入院を理由に欠席した。
1月にも同氏が被告の別の裁判が開かれる予定だったが、心臓に問題が起きたとしてフランス南東部にあるモナコ公国の病院に数日間入院。公判は延期された。
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同氏は2006年に心臓にペースメーカーを付ける手術を受けたほか、16年にも心臓大動脈弁の手術を受けた。昨年9月には新型コロナウイルスに感染し入院している。(共同)