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昨年8月から誤嚥による軽度の小脳出血で休養していた歌手で俳優、加山雄三(83)が25日、東京都内でインタビューに応じ、活動を再開することを発表した。
昨年11月に退院後、リハビリに励んでいた加山。ゆったりとした口調ながら、「しゃべるのは70%回復していて、歌うのは大丈夫。週3回は1キロ近く歩いている。桜を見に行ったんだけど、みんな桜を見ているから誰も気がついてくれないんだよ」とユーモアを交えて復活をアピールした。
2カ月半の入院後、最初にカップ麺を食べたといい、「『夢にまで見た』と言うほどおいしかった。最近はもんじゃ焼きが好き」と食欲も戻った。
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復帰作は、84歳の誕生日を迎える4月11日に発売するデジタルシングル「紅いバラの花」。倉庫を整理した際に見つかった約50年前の未発表音源と退院後にレコーディングした歌声を合わせた。
「昔の自分から誕生日祝いと快気祝いをもらった気持ち。作ったことも忘れていたのに、出てくるなんて不思議。運命としか言いようがないね」
4月5日からは故郷の神奈川・茅ケ崎市内の市役所や病院などで、自身の声をサンプリングした施設アナウンスが各所で流れるプロジェクトが始動。「これからも頑張らせてもらいますよ。元気になって、幸せだなあ。そう言えることが幸せだね」と若大将スマイルも“全快”だった。
★加山雄三 最近の闘病
2019・11・08 軽い脳梗塞を発症して入院
19 退院
12・14 ステージ復帰
2020・08・29 誤嚥による軽度の小脳出血で入院
11・09 退院
2021・03・25 復帰を発表
04・11 デジタルシングル「紅いバラの花」を発売