コメンテーターとして活動する新潮社出版部部長の中瀬ゆかりさんが22日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・0)で、新型コロナウイルスに感染していたことを報告した。
すでに回復した中瀬さんは「先週とか休んだじゃないですか。実はですね、コロナウイルスに罹患(りかん)してしまいまして、それでお休みをいただいていたんです」と説明。「保健所の人から身長と体重を聞かれてサバ読もうと思ったんですけど、命に関わることなので何十年ぶりに身長と体重を伝えたんです。保健所の人は本当に優しくて『大きな体は重症化リスクがあるんです』と丁寧に説明してくれました」とユーモアに包んで報告した。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
無症状で自宅療養し、保健所からは濃厚接触者はいないと判断されたが、「もしものことがあったら遺書まで用意するくらいの気持ちだったんです」と吐露。復帰後の報告となったことに、「和歌山にいる89歳の母がコロナで会えなくてコロナ鬱みたいになっていて、母に知られたらものすごい心配して病気になるかもと思って、それもあって言えませんでした」などと事情を明かした。
パーソナリティーを務めるフリーアナウンサー、垣花正(49)は自身を含めた共演者は濃厚接触者ではなく、PCR検査の結果も陰性だったと報告。「中瀬さんはこういう性格だから、ものすごく気をもんでいた」と気遣った。中瀬さんは「濃厚接触者ゼロで済んだけど、紙一重のところで(周りの人を)危険にさらしたかと思うと、精神的には最初の3日間、涙が出てきて。自分が罹患して、コロナにかかったら、精神も肉体以上に大変なんだなと思いました」と実感を込めて警鐘を鳴らした。