チェリッシュ松崎悦子、今後は「ゆっくり頑張っていきたい」

「夢スター歌謡祭」を前に、復帰への意気込みを語ったチェリッシュの松崎悦子（右）と夫の好孝＝１１日、東京都練馬区【拡大】 　胃がんを患い、８月に胃の全摘出手術を受けていたことを公表した夫婦デュオ、チェリッシュの松崎悦子（６８）が１１日、東京・練馬文化センターで行われたコンサート「夢スター歌謡祭　春組対秋組歌合戦」で約４カ月ぶりに仕事復帰した。　おりも政夫（６６）ら共演者やファンの「悦ちゃん、お帰り！」コールに感謝し、「６キロぐらいやせちゃったけど、（夫の）松崎君は太りました」とジョークを交えてあいさつ。代表曲「てんとう虫のサンバ」では息の合ったハーモニーを響かせ、ファンを安心させた。　開演前には夫の松崎好孝（７０）と取材に対応し、経緯を報告。半年前に腸に違和感を覚え、７月に検査を受けたところ胃がんの一種である印環細胞がんが発見されたという。１４年前に陽性のすい臓のう腫を見つけた医師の診察で今回も判明したといい、悦子は「初期でした。ビックリしました」と述懐。医師から全摘出を勧められ「お任せします」と決断したという。早期発見に夫も「運がいいとしかいいようがない」と感謝した。　８月１７日に名古屋市内の病院に入院し、同２０日に手術を受け、３週間後に退院。その後は自宅で静養し、体力回復に努めた。夫のサポートについて悦子は「直接言うのが苦手な人なので愛は感じなかったですけど、ワンちゃんの散歩や資源ゴミを出すとか、そういうことができるようになりましたね」とほほえんだ。　今後の活動について、夫は「体力的に回復するのはまだまだこれから。少しずつリハビリをして本調子になったら本格的に復帰したい」と意欲。悦子も「無理をせず、ゆっくり頑張っていきたいです」と誓った。