ゴーン被告の自家用機持ち込み荷物、関空でX線検査受けず

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ゴーン被告の自家用機持ち込み荷物、関空でX線検査受けず
 前日産自動車会長のカルロス・ゴーン被告(65)=会社法違反罪などで起訴=がレバノンに逃亡した事件で、ゴーン被告が出国に使ったとみられるプライベートジェット機に持ち込まれた荷物が、関西空港でエックス線検査を受けていないことが5日、関係者への取材で分かった。 プライベートジェットの保安検査の要否は運航会社や機長の判断に委ねられている。関空関係者は「利用者の多くは搭乗実績が豊富なため保安チェックは甘くなる」と指摘。荷物のエックス線検査はしないケースが大半だという。 ゴーン被告の逃亡は、手薄な検査態勢の隙を狙った可能性がある。 海外メディアによると、ゴーン被告は昨年12月29日夜、関西空港から出国。荷物はスーツケースと高さ1メートルを超える大型ケースが数点ずつで、同被告が大型ケースに潜んで機内に入った。 米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は、米陸軍特殊部隊グリーンベレーで活動した民間警備会社の人物らが逃亡を手助けしたと報じた。グリーンベレーの経験があるのはマイケル・テイラー氏。アフガニスタンで2009年、反政府勢力タリバンに拘束されたニューヨーク・タイムズ紙の記者救出に関わるなど著名な人物とされる。いわば“逃がしのプロ”が関西空港の保安状況を調べ上げて逃亡計画を練り、実行した可能性もある。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ゴーン被告の自家用機持ち込み荷物、関空でX線検査受けず