十数人の“多国籍軍”チーム・ゴーン、3カ月前に関空下見…ルール無用の逃亡ミッション

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十数人の“多国籍軍”チーム・ゴーン、3カ月前に関空下見…ルール無用の逃亡ミッション
ウォールストリート・ジャーナル電子版に掲載されたカルロス・ゴーン被告が出国の際に隠れていたという黒い箱【拡大】  レバノンに逃亡した前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告が、昨年12月29日に東京都港区の住宅を出た後、品川駅から新幹線に乗って大阪方面へ移動していたことが6日、分かった。乗車前に米国籍の男性2人が合流しており、東京地検は警視庁と連携して足取りや協力者の特定を進める。 ゴーン被告は29日午後2時半頃、港区の住宅を1人で外出。同区内のホテルで男性2人と合流した。ホテル内で服を着替えて帽子とマスク姿になったゴーン被告は、午後4時半頃に2人と品川駅から新幹線に乗車し、新大阪駅で降車。午後7時半頃に駅を出て、タクシーで関西国際空港近くのホテルへ。2人は午後10時頃にホテルを出たが、被告の姿はなかった。 2人は関空で米国籍のパスポートを提示し、プライベートジェット機に乗り込んだ。2人とゴーン被告が乗ったとみられるジェット機は29日午後11時10分、出国した。 米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は6日、多国籍の10~15人程度のチームが逃亡計画に関与したと報じた。 支援チームは逃亡の約3カ月前に関空を下見していた。20回以上来日し、少なくとも10空港を訪れ、保安検査が甘い関空を選んだ。 ゴーン被告は呼吸をする穴が開けられた大型の箱に潜んで機内へ。米陸軍特殊部隊グリーンベレーでの経験を持つ民間警備会社の人物ら2人がトルコまで同行し、逃亡を手助けしたという。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 十数人の“多国籍軍”チーム・ゴーン、3カ月前に関空下見…ルール無用の逃亡ミッション