元巨人選手、林泰宏被告に懲役3年求刑 東郷証券、客の損失穴埋め

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元巨人選手、林泰宏被告に懲役3年求刑 東郷証券、客の損失穴埋め
 外国為替証拠金取引(FX)で生じた顧客の損失を補填したなどとして、金融商品取引法違反と法人税法違反の罪に問われた東郷証券(東京)の元取締役でプロ野球巨人の元選手林泰宏被告(58)の公判が7日、東京地裁(野原俊郎裁判官)であり、検察側は懲役3年を求刑した。弁護側は執行猶予を求めて結審した。判決は2月12日。 検察側は論告で「損失補填は市場の公正さをゆがめ、金融商品取引業者の中立性を損なう行為だ。被告が主導しており、責任は重い」と主張。 弁護側は「自己の利益だけを求めたのではなく、酌量の余地がある」と訴えた。被告は「多くの方にご迷惑をお掛けし、責任を感じている」と述べた。 論告によると、2016年7月~19年1月、東郷証券の顧客8人の損失計約6900万円を穴埋め。また、実質的に経営していた大阪市の商品先物取引会社で架空の外注費を計上し、11年10月~16年9月、法人税計約2億900万円を免れたとしている。 検察側は、共犯に問われた東郷証券の元顧問上村昌也被告(37)には懲役1年6月を求刑した。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 元巨人選手、林泰宏被告に懲役3年求刑 東郷証券、客の損失穴埋め