文在寅氏、東京五輪へ南北協議求める 合同入場行進目指し

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文在寅氏、東京五輪へ南北協議求める 合同入場行進目指し
 韓国の文在寅大統領は7日に発表した「新年の辞」で北朝鮮に対し、今夏の東京五輪での南北合同チーム結成や合同入場行進について協議を続ける必要があると呼び掛けた。昨年以降、米朝協議の停滞に伴って南北関係が悪化し、影響はスポーツ交流にも拡大。東京五輪を南北間の交流活性化の転機としたい考えだ。 文氏は2032年夏季五輪の南北共催計画についても「南北が一つの民族であることを世界に誇示し、共に飛躍する絶好の機会となる」と強調。昨年2月に国際オリンピック委員会(IOC)に伝えた通り、南北で五輪の招致活動に取り組んでいくべきだと訴えた。 昨年2月にベトナム・ハノイでの米朝首脳再会談が決裂して以降、南北のスポーツ分野の交流が全面的に滞っており、北朝鮮は最近も、韓国で来月開催される女子サッカーの東京五輪アジア最終予選の出場を辞退している。 こうしたことを念頭に、文氏は、韓国で2月に始まる重量挙げの東アジア選手権や3月開催の卓球の世界選手権に北朝鮮選手の参加を求めた。聯合ニュースによると、いずれも北朝鮮の参加表明はない状態という。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 文在寅氏、東京五輪へ南北協議求める 合同入場行進目指し