「桜を見る会」招待者名簿、5年分廃棄記録せず 

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「桜を見る会」招待者名簿、5年分廃棄記録せず 
 菅義偉官房長官は7日の記者会見で、首相主催の「桜を見る会」を巡り2013~17年度の5年分の招待者名簿を廃棄した際、記録を残していなかったと明らかにした。「残すべきものが残されていなかったのは事実だ」と述べた。野党は新年初の追及本部会合を国会内で開いた。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件とともに、通常国会で徹底追及する方針だ。 政府の公文書管理に関するガイドラインは、公文書を廃棄する際「廃棄簿」への記録を義務付けている。会見で菅氏は、記録しなかった理由について「当時の担当者の記憶が鮮明でないため分からない」と釈明。「記載ミスがあったので、今後徹底することが大事だ」とも語った。 追及本部会合で国民民主党の原口一博国対委員長は、安倍晋三首相の支援者らが多数招待されていた問題などを踏まえ「統治の危機だと捉え、真実に近づいていきたい」と強調。野党側は、招待者名簿のバックアップデータが廃棄されるシステムにした経緯などに関し、政府側に詳しい説明を求めた。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 「桜を見る会」招待者名簿、5年分廃棄記録せず