「あおもり藍」にインフル増殖防止効果 青森産、弘前大が特許出願

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「あおもり藍」にインフル増殖防止効果 青森産、弘前大が特許出願
 弘前大(青森県弘前市)は8日、高い抗菌性が認められ、宇宙飛行士の船内服にも使用された「あおもり藍」に、A型インフルエンザウイルスの増殖を防ぐ効果が実証されたとして、共同で研究した東北医科薬科大(仙台市)らと共に特許を出願したと発表した。担当者は「食材にも使用されており安全性が確保されている」と強調。マスクなどの製品化を検討している。 実証実験をした中根明夫弘前大名誉教授(微生物学)らは、藍の葉から抗菌性を多く含む方法で抽出したエキスを使用。A型インフルエンザウイルスとエキスを混ぜて感染させた細胞と、A型ウイルスのみを感染させた細胞をそれぞれ培養して比較。ウイルスのみの細胞は感染性ウイルスを約6000個検出したのに対し、エキスを混ぜた細胞では出なかった。 中根氏によると、藍の抗菌作用は既に確認済みで、他の藍にも抗ウイルス効果はあるとみられる。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 「あおもり藍」にインフル増殖防止効果 青森産、弘前大が特許出願