ドナルド・キーンさん命日を「黄犬忌」に 業績顕彰の財団設立へ

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ドナルド・キーンさん命日を「黄犬忌」に 業績顕彰の財団設立へ
 昨年亡くなった米国出身の日本文学研究者ドナルド・キーンさんの養子、キーン誠己さん(69)が8日、東京都内で記者会見し、キーンさんの命日の2月24日を「黄犬(キーン)忌」と名付けると発表した。業績を顕彰するための財団も設立する。 キーンさんは若い頃から「黄犬」という文字を手紙の署名などに使っていたといい、墓にもあしらわれている。会見では、キーンさんが子供の頃にかわいがっていた犬をモデルとしたシンボルマークも公開された。 今年の命日をめどに設立する「ドナルド・キーン記念財団」の代表理事には、誠己さんが就任。シンポジウムなどのイベントを開催するほか、会員を募り会報を発行。誠己さんが寄贈する書簡などの遺品、米国で見つかった学生時代の資料などを公開していく。 誠己さんは「遺品の整理を少しずつ始めたところだが、戦時中の手紙が出てくるなど貴重な物も多い。一つ一つ読み解いていきたい」と話した。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ドナルド・キーンさん命日を「黄犬忌」に 業績顕彰の財団設立へ