イランが米軍に報復攻撃…ミサイル15発発射、全面衝突危機に

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イランが米軍に報復攻撃…ミサイル15発発射、全面衝突危機に
イラクのアサド空軍基地で起きたイランのミサイルによるとみられる爆発(現地メディア提供・ロイター)【拡大】  イランは8日未明(日本時間同日午前)、米軍が駐留するイラクの空軍基地など2拠点を十数発の弾道ミサイルで攻撃した。米軍によるイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官殺害に対する報復としている。イランが米軍駐留の基地攻撃を予告通り実行したことで両国は報復合戦にエスカレートする恐れがあり、域内各国を巻き込んだ衝突につながりかねない危機に発展した。 イラン時間8日午前1時20分。深い闇に包まれたイラクの米軍基地周辺に、閃光(せんこう)が走った。米メディアによると、弾道ミサイルはイラン領内から計15発が発射され、中西部アンバル州のアサド空軍基地に10発、北部アルビルの基地に1発が着弾した。 イラン国営テレビによると、同国は攻撃を「殉教者ソレイマニ作戦」と命名。報復を予告していた最高指導者ハメネイ師は8日、「米国に平手打ちを食らわせた」と強調した。 イランは、射程約500キロの国産短距離弾道ミサイル「ファテフ313」などを攻撃に使用。米兵ら80人を殺害し、軍用ヘリなどを破壊したと主張しているが、根拠は明らかにしていない。一方、米側の死者は確認されておらず、米軍が被害状況を調べている。 【続きを読む】
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