五木ひろし、坂本冬美と豪華衣装で競演

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五木ひろし、坂本冬美と豪華衣装で競演
 歌手、五木ひろし(71)が9日、大阪・新歌舞伎座で坂本冬美(52)を迎えた特別公演の幕を開け、芝居と歌謡ショーの2本立てで満員の1400人を楽しませた。 芝居は24年ぶり7度目という股旅物の名作「沓掛(くつかけ)時次郎」。坂本演じるおきぬとの切なくも秘めた愛で、観客の涙を絞った。脇を固める子役や太川陽介(60)、笹野高史(71)、松金よね子(70)ら個性あふれる面々との掛け合いも絶妙。刀で斬り合う緊迫したシーンの合間に、ほのぼのとしたユーモアが漂い、笑いも誘った。 歌謡ショーでは一転、五木も坂本も、昨年大みそかのNHK紅白歌合戦などで着た数々の豪華衣装で競演。オーケストラをバックに、五木が代表曲の一つ「山河」をピアノ弾き語りで披露すれば、坂本は「また君に恋してる」や新曲「俺でいいのか」など、それぞれのヒット曲をじっくりと聴かせた。 さらに、2人は昭和歌謡調のデュエットの新曲「グラスの氷がとけるまで」を熱唱。五木が「ぜひカラオケで歌ってほしい」と呼びかけ、ラストは出演者全員約40人が浴衣姿で五木の新曲「春夏秋冬・夢祭り」(2月5日発売)を歌って踊り、ボルテージは最高潮に達した。 五木にとって、今年は「五木ひろし」に改名してデビュー50周年。新年が明けたばかりとはいえ、大みそかの紅白出場となれば、自身の持つ連続出場記録(49回)更新と、北島三郎(83)と並ぶ50回の最多出場記録が期待される。 しかも、5月には故郷・福井県で聖火ランナーを務めることが決まったばかり。何かと大好きな「5」の数字が重なる縁起のいい年とあって、五木は「今年は五輪イヤーで日本中が盛り上がる。私も気合を入れ直して、冬美ちゃんや共演者の皆さんとまずは、この公演を全力でお届けしたい」とファンを前に誓った。公演は2月9日まで。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 五木ひろし、坂本冬美と豪華衣装で競演