ゴーン被告会見に各国報道が反応 レバノンの有力政治家「閣僚になるべきだ」

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ゴーン被告会見に各国報道が反応 レバノンの有力政治家「閣僚になるべきだ」
逃亡先のベイルートで記者会見したカルロス・ゴーン被告=8日(ロイター=共同)【拡大】  前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告が逃亡先のレバノンで8日行った記者会見について、同国メディアは9日、おおむね肯定的に報じた。政界からは「母国で閣僚に」との声も。一方で、米メディアの一部は被告の振る舞いを皮肉った。 レバノン紙アンナハルは「逃亡するしか選択肢がなかった」との被告の発言を見出しに取り、英字紙デーリー・スターは被告が「長く待ち望んだスピーチ」を行ったと報道。日本で問われた金融商品取引法違反などの罪を細かく紹介し「全てを否定した」と報じた。 レバノンの有力政治家はツイッターで、被告の経営者としての経験を評価し「レバノンで閣僚になるべきだ」と書き込んだ。被告の友人の著名司会者リカルド・カラム氏は8日、共同通信の取材に、逃亡は尊厳のためで「自分も同じ立場ならそうする」と擁護。「(日本で)無罪になるとしても判決まで何年もかかるのは不公平」と訴えた。 出身国ブラジルのメディアは「ブラジル政府にはもう少し支援を期待していた」と述べた部分を強調。被告によると、ボルソナロ大統領は「捜査を妨害したくない」と、事件や被告の待遇を巡り日本政府側と折衝するのを拒んでいた。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ゴーン被告会見に各国報道が反応 レバノンの有力政治家「閣僚になるべきだ」