IOC会長、東京五輪で福島風評払拭を約束

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IOC会長、東京五輪で福島風評払拭を約束
 東日本大震災で被害を受けた岩手、宮城、福島の中高生6人が9日、スイスのローザンヌにある国際オリンピック委員会(IOC)本部でバッハ会長と面会し、スポーツを通じた復興について意見交換した。同会長は東京電力福島第1原発事故に伴う農作物の風評被害を懸念し、払拭に向けた協力を約束した。 「復興アンバサダー(大使)」と名付けられた男子4人、女子2人の訪問団は復興支援ソング「花は咲く」を合唱で披露した。作詞した映画監督、岩井俊二氏が伯父という仙台市出身の相沢伊吹君(17)は、福島市で野球・ソフトボールを実施する東京五輪でも「(被災地を)世界中に知ってもらう良い機会なので、歌わせてもらえれば大変うれしい」と訴えた。 東京五輪の聖火リレーのランナーに決まった岩手・大船渡高2年の熊谷秀人君(17)は「真剣に自分たちの言葉に耳を傾けてもらった」、福島・磐城高2年の吉田柚葉さん(17)は「世界を一つにすることが五輪の成功だと言われ、その通りだと思った」と話した。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) IOC会長、東京五輪で福島風評払拭を約束