売り上げ効果「なし」61% 消費税増税ポイント還元

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売り上げ効果「なし」61% 消費税増税ポイント還元
 経済産業省は10日、消費税増税に伴うキャッシュレス決済のポイント還元事業を巡る調査結果を公表した。売り上げへの効果について「なかった」と回答した店舗は23・0%、「あまりなかった」は38・3%で計61・3%に達した。「非常にあった」「あった」は計38・7%にとどまった。 顧客獲得への効果でも「なかった」「あまりなかった」が計63・3%を占めた。事業をきっかけにキャッシュレス支払いを始めたり、手段を増やしたりした店舗は計71・8%、消費者は計42・4%だった。 産官学でつくるキャッシュレス推進協議会がインターネットを通じてアンケートを実施した。店舗は事業に登録済みの447店、消費者は2万7493人が回答した。 制度の登録店は1月11日時点で約95万店となっている。昨年10月の制度開始から12月2日までの対象決済総額は約2兆3000億円、還元額は約900億円だった。決済回数は500円未満が約3億73000万回と最も多く、約36%を占めた。制度は6月まで実施する。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 売り上げ効果「なし」61% 消費税増税ポイント還元