東尋坊男性殺害の少年6人を検察官送致 大津家裁
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東尋坊男性殺害の少年6人を検察官送致 大津家裁
福井県の東尋坊近くの海で滋賀県東近江市の嶋田友輝さん(20)の遺体が見つかった事件で、大津家裁は10日までに、嶋田さんを自動車のトランクに監禁し、東尋坊の崖から飛び降りさせたとして、監禁や殺人などの疑いで家裁送致された17~19歳の少年6人を検察官送致(逆送)とする決定をした。 とび職の少年(19)の決定理由で、船戸宏之裁判官は「無抵抗の嶋田さんに集団で多数回殴るなどし、足を車でひき、火の付いたたばこを鼻や口に入れるなど、執拗で激しい暴行を加えた」と指摘。「崖の上から飛び降りることを余儀なくされた苦痛や無念は大きく、結果は重大。主導的な役割も果たした」として、刑事処分が相当とした。 決定によると、少年らは昨年10月、嶋田さんに繰り返し暴行を加えて肋骨を折るなどのけがをさせ、車のトランクに乗り込ませて福井県坂井市の東尋坊まで運び「ちゃんと死ね」「はよ落ちろや」と言って、崖から飛び降りさせた。 事件では、殺人などの罪で、滋賀県長浜市のとび職上田徳人被告(39)が起訴されている。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 東尋坊男性殺害の少年6人を検察官送致 大津家裁