プラハが台北と友好協定、北京とは解消 市長「良心に従った選択をした」

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プラハが台北と友好協定、北京とは解消 市長「良心に従った選択をした」
 東欧チェコの首都プラハのズデニェク・フジブ市長は13日、台湾の柯文哲・台北市長との間で経済、文化協力などを進める「友好協定」に調印した。プラハ市は昨年10月、北京市との友好都市協定を解消。台湾では独立志向の民主進歩党が総統選で圧勝したばかりで、中国の強い反発は必至だ。 チェコは巨大経済圏構想「一帯一路」の協力など中国と国政レベルで友好関係にあるが、フジブ氏は国政野党「海賊党」の出身。同党は汚職根絶、民主主義の擁護を掲げてバビシュ首相らに対抗しており、揺さぶりを強めていくとみられる。 フジブ氏は台湾を不可分の領土と見なす政策に反発し、中国側と関係が悪化していた。チェコ通信によるとフジブ氏は13日、「良心に従った選択をした」と語り、民主主義や人権の尊重など台北市とは多くの価値を共有していると強調した。 チェコ国政を巡りフジブ氏は「ポピュリズムは分かりやすいが間違った問題解決策を示す」と批判、「政治は改善に向かうと信じている」と話していた。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) プラハが台北と友好協定、北京とは解消 市長「良心に従った選択をした」