ボーイング、19年納入機半減 8年ぶり首位陥落

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ボーイング、19年納入機半減 8年ぶり首位陥落
 米航空機大手ボーイングは14日、2019年の民間機の納入数が前年比53%減の380機だったと発表した。2度の墜落事故を起こした主力機「737MAX」の出荷停止が響き、11年以来、8年ぶりに世界首位の座から陥落した。 首位を奪還したのはライバルである欧州のエアバスで、8%増の863機だった。キャンセルや変更を反映した受注数も、エアバスがボーイングを大幅に上回っている。 737MAXは運航再開に必要な当局からの承認取得にめどが立っておらず、今月から生産を停止している。エアバスは格安航空会社(LCC)が多く導入する主力機「A320」の需要が強く、独走が続く可能性がある。 737MAXを巡っては、18年10月にインドネシア沖で、19年3月にはエチオピアで墜落事故が発生。安全性より利益を優先するような企業体質が露呈し、カルフーン最高経営責任者(CEO)率いる新体制は経営再建に向けて難しいかじ取りを迫られている。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ボーイング、19年納入機半減 8年ぶり首位陥落