韓国外相、北朝鮮制裁に「例外ある」　観光念頭か

　韓国の康京和外相は訪問先の米サンフランシスコ郊外で現地時間の１４日、北朝鮮との南北協力事業が中断していることに関連し、国連安全保障理事会の決議に基づく北朝鮮制裁があっても「例外が認められて行える事業がある」と述べた。韓国記者団に話したと聯合ニュースが伝えた。　具体的な事業には言及していないが、北朝鮮・金剛山での観光事業再開が念頭にあるとみられる。文在寅大統領も１４日の年頭記者会見で「個人の（北朝鮮）観光は国際制裁に抵触しない」と発言していた。　康氏はこうした考えについてポンペオ米国務長官と意見交換したとし、「米側もわれわれの意思や希望事項について十分に理解している」と説明した。（共同）