三谷幸喜氏「スポーツに興味ない方は見に来て」“新装開店”PARCO劇場演出3作品が五輪期間と丸かぶり

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三谷幸喜氏「スポーツに興味ない方は見に来て」“新装開店”PARCO劇場演出3作品が五輪期間と丸かぶり
 東京・渋谷にあるPARCO劇場のお披露目会見が15日、同所で行われ、俳優、渡辺謙(60)、女優、天海祐希(52)、脚本家、三谷幸喜氏(58)らが登場した。渋谷PARCOが建て替えのため2016年から休館していたが、24日に“新装開店”。35年前に同劇場で出演した戯曲「ピサロ」で、オープニング公演を飾る渡辺は「この劇場は演劇人生のエポック」としみじみ。東京五輪期間に3作品を演出する三谷氏は「スポーツに興味がない方は見に来て」と笑わせた。 日本演劇界を代表する豪華俳優陣が集結した会見で、誰よりも存在感を放ったのが三谷氏だ。 PARCO劇場は1973年に西武劇場としてオープンし、2016年に渋谷PARCOの建て替えのため休館するまで43年間で約1200作品を上演。新劇場では、3月13日に開幕する渡辺の主演作「ピサロ」を皮切りに、来年4~5月に中井貴一(58)が主演する舞台「月とシネマ」まで計14作品がオープニング・シリーズとして上演される。 渡辺は1985年に同所で上演された「ピサロ」で若きインカ王を演じ、今回は主人公のピサロ役で凱旋。「これから(劇場に)命を吹き込んでいかないといけない」と力を込めた。 そうそうたる演劇人が劇場への思いを熱く語る中、厳かな空気を一変させたのが三谷氏だ。 6月20日開幕の「大地」から8月20日閉幕の「其礼成心中」まで3作品の作・演出を担当。「上演期間が東京オリンピックと丸かぶり」とボヤき、「出演者の中に聖火ランナーをやる奴がいて許せない。裏切りやがって!」とブラックジョークで笑わせた。 【続きを読む】
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