中国の新型肺炎が日本上陸 ボクシング協会、武漢での五輪予選に不安隠せず

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中国の新型肺炎が日本上陸 ボクシング協会、武漢での五輪予選に不安隠せず
 厚生労働省は16日、中国湖北省武漢市に滞在歴がある神奈川県居住の30代の男性が、新型のコロナウイルスによる肺炎を発症していたと発表した。国立感染症研究所の検査で15日、感染を示す陽性反応が出た。日本国内での患者の確認は初めて。現地で感染者と接触するなどした可能性があるとみている。 男性は既に退院し、自宅で療養中。発熱はないが、軽いせきは出ているという。男性以外に国内で二次感染が疑われる患者は出ていない。政府関係者によると、男性は中国人。多くの関係者が発症している海鮮市場に立ち寄っていないが、肺炎の症状が出ている人と接触。武漢市に滞在中の今月3日に発熱し、6日に日本に帰国した。 武漢市では2月にボクシングの東京五輪アジア・オセアニア予選が開催される。日本ボクシング連盟の担当者は「現地で行われる以上、予防対策を講じる必要がある。当日までに終息すればいいが」と不安を隠せない。同連盟によると、予選には男子6階級、女子5階級の選手ら計24人を派遣。現時点で予選は予定通り開かれる見通しだ。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 中国の新型肺炎が日本上陸 ボクシング協会、武漢での五輪予選に不安隠せず