「受刑者のアイドル」ペペが500回記念コンサート「心のスイッチを押す音楽活動を」

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「受刑者のアイドル」ペペが500回記念コンサート「心のスイッチを押す音楽活動を」
刑務所などで続けるボランティア公演の500回目の記念コンサートで歌う女性デュオ「ペペ」のManamiさん(左)とMegumiさん=18日、横浜刑務所【拡大】  全国の刑務所や少年院を訪れ、ボランティア公演を約20年間続ける女性デュオ「ペペ」が18日、500回目の記念コンサートを横浜刑務所で開き、受刑者約700人が歌声に聞き入った。 いずれも鳥取県出身のManami(41)とMegumi(44)で結成したペペは2000年にデビュー。その年の鳥取刑務所訪問を皮切りに「プリズンコンサート」と題した活動を続け、「受刑者のアイドル」とも呼ばれている。 この日の会場には、受刑者が作製した似顔絵入りの記念看板が掲げられ、2人は拍手で出迎えられた。アンコールを含め10曲を披露し、代表曲「元気だせよ」の際は、歌に合わせ右手を突き上げ受刑者を励ました。 Manamiは「塀の中に人がいれば、外には遺族や被害者がいる。楽しいだけではなく、犯した罪を感じてもらえるよう毎回歌っている」と強調。Megumiは「社会復帰した人との出会いを通し、受刑者の心のスイッチを押す音楽活動をしなければと思った。今後も社会が明るくなる活動を続けたい」と語った。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 「受刑者のアイドル」ペペが500回記念コンサート「心のスイッチを押す音楽活動を」