元ＥＣＨＯＥＳのドラマー今川勉氏死去　辻仁成「寂しい。それでも、歌い続けます」

辻仁成【拡大】 　芥川賞作家でミュージシャン、辻仁成（６０）が２１日、自身のブログを更新。４人組バンド、ＥＣＨＯＥＳでともに活動したドラマー、今川勉氏（享年６０）の死去を明かした。　辻は「某月某日、この訃報はフランス時間の土曜日の朝に入って来た。あれから三日近く経つけど、まだ、よくわからない」と切り出し、今川氏の訃報にふれた。「この二日間、間違いだった、とだれからか連絡が入らないか、待ってもいた」と信じたくない気持ちでいたものの、関係者からの連絡が入り「ドラムの今川勉がこの世を去った。今は何が起こったのかをやっと理解することが出来つつある」とし、結成当時の思い出などを振り返りつつ、故人を偲んだ。　辻はツイッターでも「残念なご報告ですが、ＥＣＨＯＥＳのオリジナルメンバー揃ってのライブや演奏がもう出来なくなってしまいました。寂しい。それでも、歌い続けます。あの日の気持ち忘れないために、ｄｏｎ’ｔ　ｓｔｏｐ　ｍｕｓｉｃ　．．．」と胸中を記している。　ＥＣＨＯＥＳは辻仁成（ボーカル）、伊藤浩樹（ギター）、伊黒俊彦（ベース）、今川勉（ドラム）による４人組で１９８５年にデビュー。９１年に解散し、２０００年には日本武道館で一夜限りの再結成ライブを行った。２０１１年には辻、伊藤と新メンバー２人で再結成し活動している。