新型肺炎、春節の観光客殺到で日本大感染危機…中国が「人から人」への感染を認める

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新型肺炎、春節の観光客殺到で日本大感染危機…中国が「人から人」への感染を認める
春節で延べ約30億人が移動する中国。混雑する北京西駅ではマスク姿の乗客も(ロイター)【拡大】  中国で多発している新型コロナウイルスによる肺炎で、「人から人」への感染を政府当局の専門家が初めて認め、武漢市当局などは21日、中国国内の発症者が計308人、死者が6人になったと発表した。24日から旧正月「春節」の連休で延べ30億人の“民族大移動”が始まる。日本へ観光客が押し寄せるため、日本政府は21日に関係閣僚会議を開き、対策徹底を指示。爆発的な感染拡大「パンデミック」封じ込めへ厳戒態勢に入った。 新型肺炎を調査する中国政府の専門家グループでトップを務める鍾南山氏は中央テレビに対し、衝撃の証言をした。 「人から人への感染は間違いない」 さらに、世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務所(マニラ)も21日、「持続的な人から人への感染があるとみられる」と発表した。 また、武漢市当局などは同日、中国国内の発症者が計308人になったと発表した。20日時点では218人だった。死者は6人とした。 “発生源”とみられるのは、武漢市の華南海鮮卸売市場で食用として売られていたアナグマなどの野生動物で、新型コロナウイルスを保持していたもよう。コロナウイルスが原因の重症肺炎には、2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)と12年の中東呼吸器症候群(MERS)がある。SARSは世界で8098人が感染し、約774人が死亡。MERSは2494人が感染し、858人が亡くなった。 【続きを読む】
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