新型肺炎拡大、470人超…WHOが緊急委員会開催

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新型肺炎拡大、470人超…WHOが緊急委員会開催
 中国国営メディアは22日夜、中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染による中国本土の死者が9人、発症者は471人になったと報じた。台湾とマカオでも1人ずつ発症者が確認された。世界保健機関(WHO)は22日「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たるかどうかを協議するため、専門家による緊急委員会を開催。中国政府は感染予防や制圧に力を注いだ。 香港政府も22日、感染の疑いが強い男性患者が見つかったと発表した。 中国では春節(旧正月)に伴う24~30日の大型連休で多くの人が移動するため、さらなる感染の拡大が懸念されている。中国の国家衛生健康委員会は22日、新型肺炎について初めて記者会見し、連休中「人の流動性は激増する。客観的に見て伝染する危険は高まり、予防は難しくなる」として、人が多く集まる場所にはできるだけ行かないよう訴えた。 発症者のほとんどが武漢市に集中していることから「武漢市外の人は武漢に行かず、市民は市外に出ないようにすれば、ウイルスが伝染する可能性は下がる」とも呼び掛けた。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 新型肺炎拡大、470人超…WHOが緊急委員会開催