中国新型肺炎拡大…ウイルス変異で感染力増強の可能性

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中国新型肺炎拡大…ウイルス変異で感染力増強の可能性
中国の専門家チームは、市場で食用として売られていたタケネズミなどの野生動物が新型肺炎の感染源だった可能性が高いとの見方を示している (新華社=共同)【拡大】  中国の国家衛生健康委員会は22日、北京で記者会見を開き、湖北省武漢市から感染が広がる新型コロナウイルスによる肺炎の死者は計9人、発症者は440人に上ったと発表、ウイルスは変異で感染力が高まる可能性があると警告した。発症者は米国やマカオでも初確認され、感染はアジア外にも拡大中だ。水際対策が課題となる中、北朝鮮は中国からの観光客受け入れを全面停止。“鎖国”対策でウイルスの猛威に対抗する構えだ。 事態は深刻化の一途をたどっている。国家衛生健康委員会幹部は「人から人、医療従事者の感染が起きている」と明言。専門家の見解として「ウイルスが変異する可能性がある」とし、感染力が増し拡大の危険があると警告を発した。 また中国国営メディアは22日夜、中国本土の死者が9人、発症者は471人になったと報じた。 ウイルスの猛威はアジア外にも広がっている。米疾病対策センター(CDC)は21日(日本時間22日)、武漢市から帰国した西部ワシントン州シアトル近郊に住む30代男性がウイルスに感染しているのを確認したと発表した。 マカオ政府も22日、新型肺炎の発症者が初めて確認されたと発表。地元メディアは武漢市から来た女性(52)と報じた。香港政府も同日、感染の疑いが強い男性患者が見つかったと明かした。 これまで中国以外では日本、タイ、韓国、台湾で発症者が報告されていた。アジア外でも確認されたことで、世界的な感染拡大「パンデミック」に至る可能性がある。 【続きを読む】
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 中国新型肺炎拡大…ウイルス変異で感染力増強の可能性