【ヒューマン】麻丘めぐみスマイル、永遠に不滅！トップアイドル時代の秘話告白

まさに「フォーエバー・スマイル」の麻丘めぐみ。キュートな笑顔はアイドル時代のままだ＝東京・渋谷区【拡大】 　女優、麻丘めぐみ（６４）が２９日発売の初ベストアルバム「Ｐｒｅｍｉｕｍ　ＢＥＳＴ」で２９年ぶりに歌手復帰する。同盤には、アイドル時代の「芽ばえ」「わたしの彼は左きき」をはじめ、２９年ぶりとなる新曲「フォーエバー・スマイル」を収録。「自分にとっても、ファンの方にも応援歌になる曲です」と胸を張った。新曲のタイトルではないが、インタビュー中は笑顔が絶えることはなく、今だから言えるトップアイドル時代の秘話もたっぷり明かした。（ペン・山下伸基、カメラ・蔵賢斗）　東京・渋谷のビクターエンタテインメント。麻丘がアイドル時代、所属していたレコード会社で取材した。　「当時はインタビューなんてなかった。雑誌の『平凡』とか、カメラマンが写真を撮るだけ。アイドルはファンの夢の中で生きている。だから原稿は記者が『この娘は、こうであろう』と書く。『ショートケーキが好き』とか。あまり食べないのにって思ったけど、それが当たり前」　年輪は重ねたが、くすっと笑うチャーミングな顔は、小学生の頃にテレビで見た♪小さく投げキッスするときも　するときも…を歌う、あの笑顔そのものだった。　舞台を中心に女優として活動する麻丘が、なぜ２９年ぶりに本格歌手復帰したのか。「（２７歳で離婚して）ずっと仕事をしながら子育てと親の面倒を見てきて、それが私の励みになっていた。娘は数年前からフランスに住み、母が昨年７月に９６歳で亡くなった。喪失感が大きかったですね。そのタイミングで歌の話をいただいて…。今度は自分のためにやりたいことをしようと思いました」。　ラブソングではなく、等身大の今の自分を歌いたいとリクエストし、作詞家の松井五郎氏（６２）が書き上げたのが「フォーエバー・スマイル」だ。 【続きを読む】