坂東玉三郎、舞踊の単独公演は最後と明言

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
坂東玉三郎、舞踊の単独公演は最後と明言
熊本・八千代座で行う最後の舞踊公演について会見した坂東玉三郎=東京・港区【拡大】  歌舞伎俳優で人間国宝の坂東玉三郎(69)が27日、東京・港区のグランドプリンスホテル高輪で行われた熊本・八千代座「坂東玉三郎 映像×舞踊公演」(5月20日~26日)の記者懇親会に出席、今年で30周年となる同座での公演で舞踊の単独公演は今回を最後にすることを明言した。 今回はファンからの要望の多かった「藤娘」と「鷺娘」を上演。「僕が八千代座の主(ぬし)みたいになっちゃうとね。30周年の今回で一区切りにしたい。(八千代座の)舞踊公演はこれで最後。次の世代に譲りたい」と語り、「(2017年から)僕の映像をからめ上演してきたけれど、できるうちにやめる方がいいとも思った」と笑顔で付け加えた。 4月25日に古希を迎える玉三郎。これまでも「あと数年が限界。30回で一区切りにしようかと思っています。みっともない形で出ていきたくないので」と2020年で“卒業”する考えを示唆していた。ただ、「歌謡ショーやトークショーなどはやりたい」としており、あくまで最後にするのは準備や体力などに大きな負担のかかる舞踊公演だけとなる。  また、八千代座のある山鹿(やまが)市の魅力について「温かい場所なので(他の全国各地より早く)公演の行われる5月末から、川に近い土手や畑で何万匹というホタルが乱舞するんです。自然のイルミネーションみたいで幻想的で美しいし、不思議なものを見るようです」とすっかり魅せられている様子だ。 さらに「有明海の魚や有機農業のお米や野菜などにも昔ながらの(素朴な)味がするし、お肉などもおいしい」と続け、玉三郎ならではのファンへのオススメも冗舌に語った。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 坂東玉三郎、舞踊の単独公演は最後と明言