NHKは28日、放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・0)で戦国武将・明智光秀を演じる俳優、長谷川博己(43)が前日の27日にクランクアップしたことを発表した。
長谷川は昨年6月3日から撮入、コロナ禍で今年、約3カ月の撮影休止期間をはさみ演じ切った。最終回は大河初の越年放送で来年2月7日の第44回。主君・織田信長を討つ本能寺の変に向け、光秀がどのような胸中と行動を見せ、その後はどうなるのか注目される。
長谷川は同局を通じ「クランクアップできて本当に安心しました。長く険しい道でしたが、出演者、スタッフのみなさんひとりひとりに、感謝の気持ちをこめて『ありがとう』と伝えたいです」と感謝。「スタッフのみなさんのプロフェッショナルさが本当にすばらしく感服しました。大河ドラマは日本の文化なんだとすごく感じましたし、絶対これは続けていきたい、後につなげていきたいと思いました」と振り返った。
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さらに「現世でも、(平和を呼ぶといわれる架空の動物)麒麟がくる世を願って。みなさま、本当にありがとうございました!」と結んだ。
また、制作統括の落合将氏は「撮影・放送の中断という前代未聞の出来事をはじめ、さまざまなトラブルの降りかかってきた大河でした。しかし、どんなトラブルが起こっても、長谷川さんは光秀像と自分なりに格闘し、ぶれない姿勢でチームを引っ張ってくれました」と最大級の賛辞を送り、視聴者に向け「あっと驚く結末に向けて最後まで楽しんでごらんいただければと思います」とコメントした。