大阪府独自の「コロナ追跡システム」運用開始、ＱＲコード発行は５分で完了

　大阪府は２９日、新型コロナウイルスの感染者が出た際、発生状況を利用者に一斉メールで通知する府独自の「コロナ追跡システム」の運用を開始した。　事業者は府のホームページから取得したＱＲコードを不特定多数者が集まるイベントや店舗などに掲示。利用者がスマートフォンでコードを読み取り、府のサイトにアクセスすると、メールアドレスが登録され、コロナ感染者が確認されると、登録した利用者に注意喚起のメールが通知される。　吉村洋文知事（４４）はこの日、ツイッターを更新。「ＱＲコード発行は５分で完了。本システムの登録を通じて、事業者側も参加者側も、感染防止対策の空気を高めよう」と呼びかけた。　同システムは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（ＵＳＪ、大阪市）でも営業再開後に導入する予定という。