“歌の宅配便”寺本圭佑、大阪市内で無観客ライブ収録

　奈良県出身の歌手、寺本圭佑（４３）が９日、大阪市浪速区のサンケイスポーツを訪れた。　２０１９年７月、ユニバーサルミュージックに移籍してリリースしたシングル「ひとりにしない」が大ヒット。“歌の宅配便”として、昨年だけで全国１１７４ステージを回った。　今年も地球２周半分に相当する“１０万キロキャンペーン”と銘打って全国を回り始めたところでコロナ禍が直撃。「キャンペーンでは１日３ステージ歌ってましたから。地獄です」と苦笑する。　とはいうものの、ファンの前で歌えなくなってからは「いてもたってもいられず」１日２回の動画配信が日課に。この日は大阪市内のライブハウスでＹｏｕＴｕｂｅ用に約１時間の無観客ミニライブも収録した。　「コロナの中でも娯楽はなくなりません。早く皆さんにお会いしたいけど、我慢のとき。それまではネットで楽しんでいただければ」と話した。