北京、コロナ発症者72人増 「非常時に入った」市政府

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北京、コロナ発症者72人増 「非常時に入った」市政府
 中国・北京市政府は15日までに、新型コロナウイルス感染症の発症者が13、14両日に計72人増えたと発表した。多くが同市豊台区の食品卸売市場と関連があった。11、12両日にも同市場に関連のある計7人の発症を確認。「非常時に入った」として再流行への警戒を呼び掛けた。 13、14両日にそれぞれ36人の発症者が確認された。同市政府は記者会見で、発熱で受診した患者全員に対しPCR検査と抗体検査、コンピューター断層撮影装置(CT)や血液による検査を実施すると明らかにした。5月30日以降に同市場を訪れた人はPCR検査を受けるよう訴えた。 北京市当局は13日、発症者のほかに、同市場の従業員45人の感染を12日に確認したと発表。全員が無症状だった。 卸売市場はホームページで「北京で取引規模が最大」と紹介。国営中央テレビ(電子版)は「買いだめする必要はない」と強調、市民に冷静な対応を求めた。 中国政府によると、発症者は中国本土で13日に57人増えた。50人を上回ったのは4月13日以来。14日も49人増え、計8万3181人になった。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 北京、コロナ発症者72人増 「非常時に入った」市政府