ゾウ350頭が謎の死「前例ない規模」 アフリカ南部ボツワナ

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ゾウ350頭が謎の死「前例ない規模」 アフリカ南部ボツワナ
ボツワナのオカバンゴ湿地帯で死んでいるのが見つかったゾウ(中央右)(ロイター)【拡大】

 アフリカ南部ボツワナで5月以降、350頭以上のゾウが死んでいるのが見つかった。複数の欧米メディアが3日までに地元当局などの話を基に報じた。「ボツワナで過去に例がない規模」といい、死因は分かっていない。 ゾウの死骸は、野生動物が多く生息するオカバンゴ湿地帯付近で見つかった。死ぬ前に円を描くように歩いていたとの目撃情報もある。 牙が残っていたため、当局は象牙目的の密猟の可能性は否定。検体を採取し、南アフリカなどの研究機関が死因を調べている。 ボツワナはアフリカ有数のゾウ生息国で、約13万頭に上るとのデータもある。密猟の危機にさらされ、ボツワナのゾウ保護団体は2018年、約90頭のゾウがオカバンゴ近くで殺害されているのを発見した。(共同)

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ゾウ350頭が謎の死「前例ない規模」 アフリカ南部ボツワナ