ＮＧＫアクリル撤廃　トミーズ「健ちゃんが臭いが…」

アクリル板を撤廃し、センターマイク一本で再開させたなんばグランド花月で漫才をする左からトミーズ健と雅【拡大】

　ベテラン漫才コンビ、トミーズや笑い飯が３日、大阪市中央区のなんばグランド花月の公演に出演し、新型コロナウイルス対策として講じられている、コンビ間にあるアクリル板を撤廃し、センターマイクを使用した形の漫才を復活させた。　出番を終えたトミーズ雅（６０）は「（相方の）健ちゃんが意外と臭いがあるんですよ。アクリル板で臭わなかったのですが、きょうは来ましたね。健ちゃんが横におるなって思い出した」。　これにトミーズ健（６１）は「そんなん言うたら、おっさんの加齢臭、お互いさまや！」と反論した。　舞台上はコロナ前と変わらない形となり、アクリル板が障壁となっていたたたくツッコミやコントインする漫才の形も可能となった。劇場内では引き続き、検温、アルコール消毒を徹底しながら、客席の稼働を１１２席から４０４席（全８５８席）まで増やしたが、平日の昼で雨ということもあり、動員は５０人程度にとどまった。　笑い飯の哲夫（４５）は「生で漫才見ていただきたいと思いますのでぜひ劇場へ。不安なところもあると思いますが、ＮＧＫはすごく清潔なところです」とアピールしたが、西田幸治（４６）が「中身が腐っている人間はいますが…」とボケ。それでも哲夫は「それは否めないですが、感染しないんで。ご自身で押さえ込めます」と力強く呼びかけた。