WHO、治験の中間結果が近く判明 「有効性が年内に示されるかもしれない」

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WHO、治験の中間結果が近く判明 「有効性が年内に示されるかもしれない」
 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は3日、新型コロナウイルス感染症の患者に他の疾病の治療薬を投与して効果があるかを調べる臨床試験(治験)の中間結果が、2週間以内に判明すると明らかにした。スイス西部ジュネーブ駐在の記者で構成する国連欧州本部記者会(ACANU)とのWHO本部での会見で述べた。 同席したWHOで緊急事態を統括するライアン氏は、開発が進められているワクチンについて「有効性が年内に示されるかもしれない」との見通しを表明。ただ「大量生産が可能となり来年の早い時期に接種を始めることができるかどうかが課題だ」と指摘し、開発が実現しても、製造や供給面での問題が山積しているとした。 テドロス氏も、これまでにコロナウイルスのワクチンが開発されたことがないことに言及。「最初のものは常に困難を伴う。楽観的になるのは慎重であるべきだ」と強調した。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) WHO、治験の中間結果が近く判明 「有効性が年内に示されるかもしれない」