【朝ドラのころ】1992年「ひらり」石田ひかり(1)「ひらり」は私にとって最高の“ご褒美”

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【朝ドラのころ】1992年「ひらり」石田ひかり(1)「ひらり」は私にとって最高の“ご褒美”
売れないアイドル時代をバネに朝ドラヒロインとなった石田。1992年7月のクランクインでは東京・隅田川の遊覧船に乗り、キラキラの笑顔を連発した【拡大】

 NHK連続テレビ小説の歴代ヒロインに迫る大型連載「朝ドラのころ」の7月は、1992年度後期の「ひらり」に主演した石田ひかり(48)。不遇のアイドル時代を経てつかんだ念願の朝ドラでは、相撲好きなヒロインを元気いっぱいに演じ、お茶の間の朝を明るく照らした。当時の若貴ブームに沸く大相撲人気の追い風に乗って、作品は大ヒット。女優としても羽ばたくきっかけとなった「ひらり」を全4回にわたって語り尽くす。 当時の思い出は鮮明によみがえってきます。朝ドラを見て育ったわけではないのですが、芸能のお仕事をするようになってから漠然と、「いつかはやりたいな」と大きな目標になっていました。 オーディションは4、5回受けましたが、「またダメだった」と落ちてばかり。「でも、半年に1回あるんだから」といい聞かせていました。 「ひらり」に出演したときは20歳。あの頃は若い方がヒロインを演じることが多かったので、年月がたてばたつほど不利になっていくなという思いを感じていました。 ただ、「ひらり」のときはオーディションがなかったんです。プロデューサーの方から当時の所属事務所の社長にお話をいただいたのですが、突然の話でびっくりしましたし、念願の朝ドラでしたので本当にうれしかったです。その頃、私は大学2年で後期にアメリカへ留学する予定でした。社長から「留学は行けなくなっちゃうけど、どうする?」と言われましたが、「いえいえ、留学なんて行きません!」と即決でしたね(笑)。 親も姉(石田ゆり子、50)もとても喜んでくれて、本当に親孝行ができたなって。母が沖縄の石垣島出身で、なんとか石垣にいた祖母に見てもらいたかったので、間に合ってよかったです。
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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【朝ドラのころ】1992年「ひらり」石田ひかり(1)「ひらり」は私にとって最高の“ご褒美”