宇都宮健児氏、3度目の正直ならずもおだやか「大変残念。期待に応えられなかった」

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宇都宮健児氏、3度目の正直ならずもおだやか「大変残念。期待に応えられなかった」
あいさつする宇都宮健児氏=東京都新宿区(撮影・萩原悠久人)【拡大】

 過去最多22人が立候補した東京都知事選は5日、投開票され、現職の小池百合子氏(67)が元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)、れいわ新選組代表の山本太郎氏(45)、元熊本県副知事の小野泰輔氏(46)らを破り再選を果たした。得票数は350万票を超え、前回の約291万票を上回る圧勝だったが、感染再拡大中の新型コロナウイルス対策や来夏に延期された東京五輪・パラリンピック対応など課題が山積、新たな4年間のかじ取り役として手腕が問われる。 無所属の宇都宮氏は、小池氏の当選確実が速報された直後の午後8時頃、東京都内の選挙事務所に到着。支援者らに落選を報告した。 「大変残念。都民の期待に応えられなかった」。宇都宮氏はおだやかな口調で総括した。都知事選は2012、14年に続く3度目の挑戦。新型コロナウイルス対策では、PCR検査体制の強化などを掲げ、この日は「小池さんは第2波、第3波を軽視している」と指摘。東京五輪・パラリンピックについて、小池氏の簡素化案は「中途半端。選手の健康なども考えて(中止も含めて)早めに判断すべきだ」などと述べた。 次期衆院選など国政進出は「要請は受けたが断った」と否定。今後も都政改革の市民運動を続け「地方自治の改革が国政の変革につながる」と力説した。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 宇都宮健児氏、3度目の正直ならずもおだやか「大変残念。期待に応えられなかった」